本日のセルシード
本日のセルシードは前日マイナス78円の1834円である。
本日は調整の1日となり、利食いをする者、回転狙いの者、空売りをする者と人それぞれの思惑が垣間見れた相場であったと言えよう。
一方で、買いを入れる者の存在により株主が入れ替わり、健全かつ安定した値動きが実現されるのが相場の常である。
ただし、利食いや回転を狙うのはよいが、空売りは極力避けたほうがよかろう。
本日も機関と一定の個人投資家が空売りを仕掛けたようであるが、株価は意図したように下がらなかったであろう。これがこの銘柄に潜む将来を暗示していることを忘れてはならない。
先ほど、株主が入れ替わったと述べたが、それはあくまで一般投資家のことであり、安くなったところを常に買い集める次元の異なる者の存在は何も変わっていないことを予告しておきたい。
それが、昨日、私が述べた「相場に一切のブレがない」ということなのである。
ここで、買い受ける者がなぜ存在しているのかという疑問が浮上してくるが、それは、ここ最近の開示情報から見てもほぼ確定できよう。
セルシードに至っては、先日の欧州における基本特許の取得見込みなど適時に開示がなされているが、一つだけ足りない開示があることを決して見逃してはならないのである。
すでに気づいている者は買いを入れ、気づいていない者は売却しているのが現状と言えよう。
そして、足りない開示が突然表面化したとき、当然ながら株価はストップ高となるのである。
最後に・・もう一度、申し添えておきたい。
あくまで自己の判断ではあるが、空売りは控えるべきであろう。
昨日述べた事案について、投資家の反応は薄かったが、当事案はこの足りない開示に関係すると思えてならない。
そして、いつ表面化しても不思議ではなく、表面化すれば、空売りは即死となろう。
白い花